人気モデル谷口紗耶香さんを独占取材。〜大人になってからのモデル時代〜ということで、幼少期の芸能活動〜25歳まで雑誌で活躍していた頃についてインタビュー。〜大人になってからのモデル時代〜についてお伺いしました。
ギャル化で2ヶ月の謹慎を受ける
積極的になったのは、中2くらいからかな?ちょうどseventeenに入った頃です。入ってすぐセブ島の水着ロケがあったりして、今考えるとゾッとするくらいお仕事を理由に学校を休んだ時期でした。
中3から高校生にかけてギャル好きが本格化し、seventeenで一人だけ浮く存在になりました。(笑)
私は好きなことを好き勝手にやってしまい、なんと"2ヶ月謹慎"を言い渡されたこともあります…。(笑)これが前記事で話した、ストライキだと思います…。(笑)
けれど、ギャル好きな読者の方々に支持されていたようで、特化したページを作って頂いたり本当にありがたい経験をたくさんさせていただきました!
謹慎後もモデル活動復帰し映画出演も
ー2ヶ月謹慎を言い渡された時、具体的にどんなことで怒られ&謹慎になったんですか?
眉毛抜いて細くしたり、日サロで焼いたり、エクステ大量につけたりしてました。編集部に呼び出されて「それが美しいと思ってるのかしら?」って怒られ、謹慎になりました…。(笑)
今見返したら、「そりゃ、謹慎になるわ!」と自分で突っ込みたくなるぐらい悲惨な外見で(笑)それでseventeenモデルを継続出来ていたのは奇跡に近いと思います。本当に読者の方々のおかげですね。
ーそのあとは、ギャル化はやめたんですか??
2ヶ月の謹慎後は、有難いことに復帰させて頂きました!本当に、ファンの皆さんが居てくれたからこそです。黒ギャル化は辞めましたが、ギャル感は少し残っていたように思います。(笑)
高校生からは少し学校優先で活動していたのですが、それからも映画に出させていただいたり、イベントに参加したり並行して雑誌の撮影もしていました。
14歳から21歳までの7年間、seventeenに出させて頂き本当に長い間お世話になったので、居心地の良い家族のような大切な場所です。
大人への階段を登りつつ「仕事」の意識を持つように
もう幼少期とは違い、"仕事"としての認識を強く持てていたので、「しっかり応えられる演技をしないと!」という気持ちで取り組んでいました!
幼少期から派手な世界にいて、色々な価値観を知らないと大人になってから大変だなって思い、許可をもらって高校に入ってすぐ芸能活動しながらアルバイトしていました。
その後、Happie nutsという雑誌に入りましたが、とにかくみんなギャル。(笑)
「とにかく痩せてないとダメ!」みたいな雰囲気だったので、痩せることばかり考えてましたねー!
それまでクラブ遊びをしたことなかったので、クラブでの雑誌イベントが"初クラブ"で結構衝撃を受けたのを覚えてます。思い返すと、みんなすっごく仲良かったです!楽しかったなぁ。
価値観を見失わないために、モデルと並行してアルバイトも
ー雑誌や映画にも出演されているのに、色んな価値観の為にアルバイトするって偉すぎます…。相当大人な考え方ですね。ちなみにどんなアルバイトを経験しましたか??
実家近くのログハウスのレストランバーでウェイター。カクテルを作ったりしてました!それから、何年もずっとセレクトショップのアパレルもしていましたよ。
ー高校生で、バーでウェイターにアパレルって…!おしゃれすぎます…!モデル時代で1番経験して良かったことは?
いえ、家の裏でたまたま募集していたんです(笑)
モデルでの経験は幼少期から色々しましたが、企画によって求められるものが違う。それに応えられて「今日もよかったよ」って認めてもらえた瞬間や、色々なメイクやファッションをして、様々な表情の自分を見れることって、とってもいい経験だったと思います!
当時の私はまだまだ子供だったのに、一緒にページを作るというチームで、カメラマンさん・編集の方々・スタッフさん、全員が時には友達のように、時には同じ仲間として接してくださったその関係性がとても嬉しく身になったなと思います。
嫌々だった幼少期から、大人になり考え方が少しずつ変わって、いつの間にかかけがえのない存在になっていく。
きっと芸能界のお仕事だけじゃなく、お仕事って最初はそういうものなのかもしれませんね。つらいことや、踏ん張る時間があるからこそ、頑張ろうと思える力になる。そういう部分を教えてもらえた気がします。
今回取材したのはこの方
1986/5/9