モデルならやるべき!?ポージング練習

2019年7月10日 更新 WORK
モデルならやるべき!?ポージング練習
Hola!ニーニャです。

私は17歳からモデルを始め、20歳から雑誌の専属モデルとして活動してきました。

当時、私には強みがなくただ「モデルがやりたい!」と言う気持ちだけが先行していました。

その時のお話を綴っていきます。これから、モデルを目指したい方・既にモデル活動をしている方に是非!意識してほしいことの1つでもあります。

とにかくモデルになりたかった

 (2030)

当時17歳の私は、以前記事にしたことをきっかけに"モデル"を目指し始めました。


記事はこちら▼
当時はSNSおろかスマホもなかった時代。モデルを始める方法の一つとして雑誌の編集部に見てもらうために、積極的に雑誌のストリートSNAPに参加することが雑誌に出られる1つのツールでした。

〈ストリートSNAPとは?〉
東京であれば渋谷や原宿界隈など、お洒落な街の道端で声を掛けられ、その場で撮影し雑誌に掲載される企画ページのこと


10代の頃は事務所に所属させて頂いていたので、積極的にマネージャーへ連絡し自分がどんな雑誌に出たいのかを明確に伝えて、様々な雑誌へ顔見せに連れて行ってもらいました。

ありがたいことに「次のSNAPに出てもらおうか」「次のメイク企画に出てもらおうか」と数々のチャンスを頂きました。

真実を写すとは、こういうことなのか…

ストリートSNAPをしてから数ヶ月後、雑誌が発売されました。ずっと楽しみにしていて、いざ雑誌を開くと驚愕。

不自然な笑顔、なんだかパッとしない服、髪型、メイク。下手なポージング。緊張しすぎてか、肩に力が入りすぎてラインがおかしい。
「あれ?私こんな見た目してるんだ…。」とショックを受けたのを今でも忘れません。


ストリートSNAPは、撮影されたら絶対に載るわけではありません。良い写真のみ掲載されます。「よくこんな私の写真を使ってくれたなぁ。」と編集部の方へ感謝の気持ちが溢れました。


「次は絶対に自分でも可愛いと思える写真を撮ってもらうぞ!」と、ここから私のプライドに火がつきました。

絶対に可愛くなってやる!

 (2032)

あんなにブサイクな自分は絶対に嫌だ!こんな状態でモデルになれるわけがない!そう思って、自分磨きをスタートしました。

バイト生活の10代。自由に使えるお金はあまりありません。なのでいかにお金をかけずに可愛くなれるのかをたくさん勉強することから始めました。

漫画喫茶に行き、今月出ている雑誌を片っ端から全て読み漁る。

可愛いと思ったものはしっかりインプット。メイク、髪型、ファッション、そして一番大事だと気付いたのが"ポージング"です。

同じメイク、同じ髪型、同じファッションをしても、綺麗なポージングが出来ている人の方が美しく見えます。そして綺麗なポージングとは、人によって違うのです。

ポージングの研究を重ねる

私は、自分の見た目を出来る範囲で改善していきながら、タダで出来るポージングをひたすら練習しました。
雑誌のモデルさんと同じような足の組み方。目線。手の位置、腰の入れ方を真似っこ。教えてくれる人は誰一人いません。なのでとにかく鏡の前で自分のラインが一番綺麗に見えるポージングを研究していきました。

例えば、SNAPであれば"自然光で撮る"ので、白っぽい服を着ていた方が顔が明るく見えます。その顔を「自分が盛れている」という感覚で顔まわりに髪を持ってきたり、手で頬を隠すポージングするのではなく、カメラマンから見て"いい雰囲気になる"ようなポージングにします。この場合、柔らかい笑顔で自然に動いているシーンを再現すると"いい写真"が撮れますね。
これがその場で即興で対応出来るのは、相当練習や経験がないと出来ません。その為に練習をするのです。


こうして、自己満ではなく求められている像を先読みし、ポージング練習を常にしていたおかげか、ある雑誌のSNAPの2回目からすぐに企画の撮影に呼ばれました。そこからまたすぐにファッション撮影を担当し、専属モデルになり、卒業まで毎月必ずファッション撮影を担当していました。とても有難いことに、私のファッションページ特集を組んでもらい、私が着ていた服を「買いたい!」「買っちゃいました!」というファンレターを頂いた時は、本当にやりがいのある幸せなお仕事だと強く思いました。

私流、ポージング練習の仕方

私がしていたポージング練習の1つは、鏡の前で"全裸"でポージングの練習をすること。

そして次に、下着・水着を着用してポージングの練習。そして最後に、色々なパターンの服を着てポージングの練習をします。
何故裸になるかというと、自分の隠すべき場所と、出した方が活かせるいい場所を見つけられるからです。
決して、変態ではありません。(笑)


例えば、横向きのポージングをした際に二の腕が太く見えてしまうのであれば、わきに拳0.5個分の幅を開けて前から見た方が綺麗に見える。や、くびれがあまりないから真正面から見ると寸胴に見える。だから少し斜め横にして腰を入れるとSのラインが出来て美しく見える。など、裸だからこそ見れる自分のマイナスポイントにちゃんと目を向けることが出来るんです。

そして、今後はその部分を改善しよう!という前向きな気持ちへシフトすることも出来ます。

やりがいのある"モデル"というお仕事

 (2033)

私が撮影の際に、現場スタッフさんから言われて一番嬉しい言葉は「捨て写真がないよ。セレクトが大変。(笑)」です。
盛れてる・盛れてないではなく、ファッションモデルであるからにはお洋服を素敵に魅せないといけない。

ショーモデル、ヘアモデル、ファッションモデルでは、全てポージングは違います。自分が出来る最高の魅せ方を研究して、常にどんなことにも対応出来、求められるモデルでありたいと思います。

週末に旅館の撮影で着物を着るので、今夜もポージングの練習をしておきます。初心忘れるべからずですね。