Blancaのインフルエンサー連載企画。今回はモデルでママ、そして2019年5月に第三子の次女を出産された〔谷口紗耶香〕さんを取材させて頂きました。テーマは3人目の出産エピソードについて。
妊娠初期悪阻がないものの妊娠後期で切迫気味に
ー元々、3人目は考えていらっしゃいましたか??妊娠中は、主にまだ小さい長男くんとの生活が大変だったと思いますが、どうでしたか?
実は、子供は5人くらい欲しいって言われてるんです。(笑)下の子が小さいうちの妊婦は初体験でしたが、お腹が大きくなってからが中々大変!
つわりは1人目の時も、2人目の時もほとんどなかったので、体調面ではあまり苦労しませんでした。ただ、お腹が大きくなってからお腹の張りが毎日すごくて…。
思うように動けないし、思うように遊んであげられなくて、そういった面で少し大変だったかも。早々から切迫気味になってしまったので、病院で張り止めの筋肉注射したり、薬飲んだりしながら妊娠中期〜後期を過ごしていました。
子供はまだまだ欲しい?でも女らしさや自由も欲しい!
長男を妊娠中もそうでしたが、今回も長女にはかなり助けてもらいました。むしろ、長女無しだったら今回の3人目は現実的じゃなかったと思います。
ミルクあげたり、抱っこしてあやしたり、長男と遊んだり、長男をお風呂に入れたりと本当に小さなお母さんみたい。お姉ちゃんの存在は私にとってとても大きいです!感謝が溢れますね。
それに、長女はずっと妹を欲しがっていたので「私がお世話手伝わなきゃ!!」ってとても張り切って&喜んでくれていました!
ー妹願望のある小さなお母さん、頼りになりますね〜!いつもSNSで拝見させて頂いているのですが、皆さんで遊んでる様子とか可愛くて可愛くて癒されます。谷口さん自身、まだまだ子供はほしいですか??
この間生まれたばっかりだし、とりあえず今はまだいいかな。(笑)旦那は5人欲しいって言ってます。
たまには子供なしで飲みに行ったりもしたいし!子供が小さいうちは預けててもやっぱりハラハラして気になっちゃうから、落ち着いて一人の時間が欲しいっていうのもあります。母だけど女でもあるので、そういった部分は捨てたくないな〜って思って過ごしてますね!
お金をかけなくても出来る美意識から整えよう
ーそうですよね。(笑)産後すぐって、旦那さんは外でご飯食べられるしお酒も飲めるのに、女性はずっと家で子育てしてないといけないって、わかっていてもたまに腑に落ちない時ありますよね。
でもそんな生活の中、しっかり「女」も維持されている谷口さんはやっぱり素敵で憧れます…!読者の方へのポイントとして、母でありながら”女”を維持する秘訣など、何かありますか??
やはり自分磨きだと思います。お金をかけなくたって磨くことはできると思うんです。朝からしっかりメイクして整えたり、部屋着じゃなくておうちにいても気を使った服装したり。意識を変えるだけで心も変わりますからね!
子供3人育てるのは簡単じゃないけど幸せもたくさん!これが私に合ってるのかも
ーふむふむ。育児と家事に追われて髪ボサボサな状態ではなく、常に「綺麗」を意識するんですね。世の中のお母さん、”美しさは努力なり”ですよ!(笑)メイクにかける時間を作る。部屋着じゃない服を着る時間を作る。そういう一つ一つが、子育てしながらも美しさを維持する秘訣なんですね。
きっと、美への努力をすることで自分を好きになることが出来て、子育てへのモチベーションに繋がりますね。出産後、実際に3人の子育てをしてどうですか??何か変わったこととかはありましたか?
再婚して大阪で生活をしていたのですが、三人目の妊娠を機に東京へ拠点を移しました。
(私の実家が関東なのと、長女の学校や長男のこれからなどを色々考えて)生活の面では、引っ越したことで気分転換になりました!
今回はじっとしてられない動き盛り(長男:2歳)がいるし、引っ越し作業なんかもお腹が大きくて大変。抵抗力が弱まっている時期で、さらに流行りが重なって息子と私でノロウイルスにかかり、看病しないといけないのに自分しんどいし…で、もう散々でした。(笑)無事、旦那とお姉ちゃんへの感染は防げましたけどね。(笑)
3回目だからこそ、少し余裕を持って過ごせたけど、実際本当にずっと動いてました。
産んでからもまぁそれはそれは賑やかな家なので(笑)私はもちろん、退院後5日目には長女の運動会でしたし、今もとにかく毎日動いてます!!次女にはすぐ起こされるから、寝てる暇もありません…。(笑)
でも、日中は賑やかな子供たちと過ごして、赤ちゃんはまだまだ昼夜の区別がない状態なので私は基本寝不足で、でも長男のお世話で動かなきゃいけない。その環境は私にとって逆に?いいサイクルなのか、何気に体に合っています!
仕事があれば、自分の母にすぐ助けてもらえるし、叔父や叔母、親戚も関東にいるので長女なんかは泊まりに行ったりしています。なので東京に戻ってきたことによって、子育ては楽になりました。三人の子育ては大変ですが、やっぱり可愛いが溢れます!まだ新生児のうちは全然余裕なはず。これから動くようになってからが恐怖かな。(笑)
やっぱりお母さんのパワーってすごい。日本はもっとお母さんに優しい社会になって欲しいな
ー3人の子育て、想像以上に大変そうですね。5人家族で病気にかかった時のお母さんのプレッシャーも、大きかったと思います。しかしそれを乗り越えられる強さがあるのは、笑顔が絶えない可愛い子供達と素敵な旦那様と、支えてくれる周りの環境があるからこそ、ですね!
こうやってリアルなお話を聞いていると、世の中のお母さん、お父さんって本当に凄いです。
どんな時でも家族を支え、自分が病気になっても支える役割を務めるお母さん。
街で子供がぐずっている様子を見かけたら冷たい目で見るのではなく、お母さんに「頑張ってね」「大丈夫だよ」とそっと声をかけられる人間になりたいな、と今回の取材を通して感じました。
そして、日本という国はまだまだ子育てや女性に厳しい社会です。一人一人の"優しさ・思いやり"が幸せの輪を作れるという強い認識を持ち、友達でも、ご近所さんでも、道端の知らない人にも、優しく対応出来る人で在りたいですね。
紗耶香さん、ありがとうございました。過去の記事はこちらからチェックできます。⇩