今回取材に応じてくださったのは、日中美人親善大使のファイナリスト経験者である丹遥(ニナ)さん。インスタグラマーとしても活躍する側、モデル業や中国国籍のトリリンガルという知見を活かし通訳のお仕事もされています。

相馬丹遥(ソウマ ニナ)中国上海出身。モデル・日中インフルエンサー・通訳・カメラマンなど幅広いジャンルで活動。手書きイラストを得意とし、オリジナルLINEスタンプも販売している。
ーニナさんは、中国出身ですよね?現在は日本に住んでいて、、一体何語が話せるんですか?(尊敬の眼差し・・・)
私は純中国人なので、中国語はもちろん、英語と日本語が話せます。出身は上海なので、上海語ですね。
3か国語を使いこなすトリリンガルモデル!
ーどうして3か国語も話せるんですか?
英語に関しては、特別勉強をしたわけではなく、中国の英語教育がしっかりしているので必然的に覚えられました。中国は、幼稚園からABCを習って、小学校から単語の練習をします。実際英語は、70%〜80%ぐらい話せるかな?と思います。
日本語は、中国で日本語学校に行って勉強したのと日本に来てからも日本語学校で勉強しました。
1日5時間ぐらいの猛勉強で身に付けましたね。覚えた次の日にすぐ使ってみて、「出来た!」って実感をすると益々身になります。あの瞬間がとっても嬉しいんですよ。
すぐ使えば覚えられるんですが、使わないと忘れちゃうので、出来るだけ外に出て日本語を話すようにしていました。
ー実際に通訳のお仕事内容は?
通訳のお仕事は、かれこれ7〜8年ぐらいやっています。メーカーの展示会での通訳だったり、企業の通訳、資料などの翻訳もやっています。
展示会では直接お客さんにブースにあるものを紹介するので、その場でやり取りするもの。企業の商談での通訳は、責任感があって結構大変なお仕事です。
なぜかって、国の文化の違いがあって中国語は敬語がないから話し方がラフで柔らかく表現しないといけないので、言葉選びを慎重にしています。(笑)
仕事のグレードを上げるために、勉強してスキルアップを!
ー通訳になるまでの苦労は?
最初、日本に来てからはコンパニオンでの通訳のお仕事をしていました。いわゆる、企業接待での通訳ですね。でももっとビジネス系の方がグレードも高い分お給料も多かったので、自分のスキルアップのためにも言葉選びだったり商談に使えるワードを覚えるようにしました。
最初の頃は、受付の仕事が多かったんですが、通訳だけではなく芸能系のお仕事もしていく中で人脈が増え、自然と仕事が増えていくようになったのがありがたかったです。
個人で通訳のお仕事を引き受けているので、日本の企業からオファーをいただくことは少なく、反対に中国人の知り合いから企業商談通訳を頼まれることは多いですね。
最初で終わらないよう、2回目でディスカウントしてリピートに繋げたりもしています。是非日本の企業のみなさま、オファーお待ちしております!(笑)
ニナさんは実際に会ってみるとコミュニケーション力も高く、瞬時に相手の様子に気付いて気遣いしてくださるとっても優しい方。だからこそ通訳というお仕事が向いていて、そこにスキルが伴っているからこそ本業としてやっていけるレベルになっているんだろうな〜と感じました!!
私は英語さえ覚えられないので、IQレベルの違いに脱帽です・・・涙
今回取材したのはこの方