今回取材に応じてくださったのは、モデルの丹遥(ニナ)さん。インスタグラマーとしても活躍する側、モデル業に留まらず中国国籍のトリリンガルという知見を活かし通訳のお仕事もされています。

相馬丹遥(ソウマ ニナ)中国上海出身。モデル・日中インフルエンサー・通訳・カメラマンなど幅広いジャンルで活動。手書きイラストを得意とし、オリジナルLINEスタンプも販売している。
セルフブランディング時代到来!Instagramをやらないと仕事がもらえない!?
ーずばり今の丹遥(ニナ)の性格は?
実は、あまり前に出たがらない性格です。(笑)
当初サロンモデルをきっかけに芸能事務所さんと関わることがあり、そのときにまだフェイスブックが流行っていた時代に「Instagramをやりなさい!」と言われたことがきっかけで始めることになりました。
当時はまだ3000フォロワーだったので、「それじゃ仕事にならない!」と言われてコツコツ更新を続けましたね。
インフルエンサーって派手なお仕事をしていますが、子供の頃からの教訓があるからこそ、裏で努力をしながら、表に出て活動しないと伸びない!と学び、今こうやってInstagramでも応援してくださる方々がいて感謝しています。
”自分自身”をもっと知ってもらう為に、行動するしかなかった
ー子供の頃はどんな子でしたか?
子供の頃は、中国で過ごしたのですが中国って子供の教育が凄く厳しいんです。先生と親のいうことが全てなところがあるので、全てに従うような大人しい子供だったと思います。
その後、家庭の事情があり仕方なく”強くなるしかない道”を選ぶことになりました。人の顔色を伺うような子供だったのですが、進学等自分で決めないといけない壁に衝突したり、今まで自分がしてこなかった「自己主張」をしないと誰も目にかけてくれない。大変でしたが私自身大きく成長した時期でもありました。
キラキラ見えるインフルエンサーの影には必ず努力があった
ー周りのインフルエンサー仲間は表に出るのが好きな人が多いですか?
私は目立ちたがりではないですが、周りはそうなのかな?ちょっとわからないです。(笑)
私はカメラ目線がそんなに多くないのですが、単純に同じ表情だと被写体としてつまらないものになってしまうので、出来るだけたくさんの表情を持ち合わせるように気をつけています。後、目線ありと目線なし交代にすることで、圧迫感をなくせるのでポージングでトータル的なバランスをとっていますね。
なので仕事柄ではありますが、こんなポージングをよくするので、”キラキラした生活を送っている”と勘違いされることも多いかもしれないです。(笑)
ー幼少期から大人になるにつれ性格の変化は合った?
日本に来てからの話になりますが、日本語を勉強していたときに先輩から「あなたの日本語変だね。」って言われたことがありました。とっても悔しくて悔しくて。そこからもっと勉強するようになり半年後再会したときに凄く褒められたのを覚えています。
子供の頃は殻に閉じこもっていた分、今好きなことを自由に選択しているからこそ強いプライドがあって、今は「負けなくない!」って気持ちだったり「見返してやる!」といった闘争心も出てきたなと感じてます。
SNSを見てる側にはなかなか伝わらない裏側。キラキラ輝いて活動しているニナさんは、過去の経験があるからこそ「行動力」が身に付き努力を重ねたからこそ今があるんだなと。
”甘えられない環境”というものは、大変かもしれませんが大きく成長させてくれるきっかけだと考えると、一つの財産のようですね。
理想の未来を求めるなら、ぬるま湯に浸かって今の環境に甘えてちゃダメだ!!(自分を奮い立たせ中)
今回取材したのはこの方