今回取材に応じてくださったのは、現役のサロンモデルである相馬丹遥(ソウマ ニナ)さん。インスタグラマーとしても活躍する側、モデル業や中国国籍のトリリンガルという知見を活かし通訳のお仕事もされています。

相馬丹遥(ソウマ ニナ)中国上海出身。モデル・日中インフルエンサー・通訳・カメラマンなど幅広いジャンルで活動。手書きイラストを得意とし、オリジナルLINEスタンプも販売している。
友達の誘いがきっかけでモデルの道へ
ーニナさんがサロンモデルになったきっかけは?
今も現役で活動していますが、サロンモデル歴はだいたい5、6年目になります。
最初のきっかけは友達の誘いから。友達がサロンモデルをやっていて、「一緒にこない?」と声をかけられて参加したのが始まりでした。サロンモデルの写真をSNSに載せたりしていると、InstagramのDMから頻繁に連絡が来るようになり、現在も続けています。
サロンモデルって儲かるの?!
ーぶっちゃけ、サロンモデルのギャランティってどんな感じですか?
正直にいうと、サロンによって報酬があるところもあればないものもありますね。ある場合だと1000円のところもありますし、3000円とかサロンによってバラバラです。なので報酬がないところもありますが、それが理由でお断りすることはしません。縁を大切にしたいし、何よりその人の作る雰囲気や世界観が好きであれば、無償でもモデルとして協力したいからです。
反対に、報酬があったとしても世界観が合わなかったり、私の雰囲気と合わなかったらお断りすることもあるかもしれません。お互いの良さを最大限に引き出すことが出来る撮影が、お互いにとってwinwinだと思うので、その辺りはお金云々ではなく私自身が大切にしていることです。
簡単なようで難しいサロンモデル。切り開けば様々な道も!
ー今サロンモデルを目指している人へアドバイスをお願いします。
アドバイスというほどでもないですが、やっぱりモデルというお仕事をするのであれば、作品を作る方の環境や背景などを観察して自分が合わせられるのか?合うのか?などを見極め実践した方がいいと思います。
クールな雰囲気を撮りたいスタイリストもいれば、ナチュラルでふわふわな雰囲気を撮りたい人もいると思うので、自分をその雰囲気に合わせられるのか?や、ポージングや表情のレパートリーを用意しておいた方がいいですね。
それと感情を持ち合わせること。例えば「切ない表情」をしてくださいと言われて、出来ないとモデルとして失格ですよね?感情は表に出す感情と書いて「表情」となるので、是非その練習をして欲しいと思います。
ーサロンモデルから、今後どんな道が開けるでしょうか?
現在もサロンモデルとして活動していますが、私は親善大使の運営もしており、イラストレーターや通訳としても活動しています。全ては人脈から広がっていったお仕事なので、サロンモデルのその一つ。現場毎に新しい出会いがあるので、モデルとしてお仕事させていただける中で素敵なお仕事に繋がるきっかけにもなると思います。