Instagramでは3.5万フォロワー(2020年11月現在)を持ちインスタグラマーとして活動する側そのビジュアルからモデルとしても注目を集めている『絶対音感』のシンガーソングライター永野間美咲さんをインタビュー。
Photo by LENNYBOOK
小さい頃からの夢が「シンガー」収入源はライブ活動
ーMISAKIさんのシンガーソングライターになったきっかけってなんでしたか?目指す人にアドバイス等あれば教えてください。
私は、シンガーになるのが小さい頃からの夢でした。中学生の頃は遊びで曲作ったりしていて、高校生になってからはバンドを組んでライブしたり。本格的にライブを始めたのは19歳の時でしたね。
自分で曲を作って、それを形にしていって。色々なところへ足を運んでライブさせてもらい、少しずつ曲と経験を増やして行きました。今はSNSとかあるので、どんどんアップしていくのが近道なんじゃないかな?って思います!私も今年「Potato Chips」という曲をYouTube にアップしましたよ!
ーシンガーソングライターって、収入源はどういったことになるんですか??
まずは曲を作ることと、ライブ活動がメインかな。そこからのライブ集客代だったり曲の販売、グッズ等が収入源になります。歌詞や曲を他のアーティストに提供(売る)する人もいますね。
ルーティン化された日常じゃないからこそ新しいものが生まれてくる
ーシンガーソングライターの一日を教えてください。
レコーディングがある日は、だいたい昼前ぐらいからスタジオ入りして、夜までかかることもあります。…そんな感じかな?(笑)
私の場合、曲によって一緒に作る人(チーム)が違うから、まずは最初に話し合って今後どうやって曲を作っていくのかを相談してます!それによって一日が変わってきます。
レコーディングになる前は、歌詞を書いて、メロディを書いてる時もあれば、トラックメーカーさんと作ることもあるのでそういう日は打ち合わせに行ったり、一緒にスタジオに入ったり。毎日違うことしてるかもしれないですね。
曲って早い時は2、3日で完成する時もあるし、歌詞とかメロディが出てこない時はダラダラ時間だけがすぎちゃうこともあるんです。思い浮かばない時は、一回投げ出したりして。(笑)
曲作りから離れて、映画を見たり全く関係ないことをして脳をリフレッシュさせたりしてます。
ー曲って、唐突に出てくるものなんですか?
生活している最中に、ふと閃くことが多いです。お風呂に入ってる時とか、寝る前、お散歩してる時とか。パッと浮かんだら、すぐiPhoneにメモして、ボイスメモにメロディを鼻歌で入れておいて、帰ってから形にしてますね。
シンガーとして完璧を求めすぎて大変だったことも
Photo by Tokyo Wolves / Margo Dittmar
ー凄い〜!かっこいい!!普段から気を付けてることとかあったりしますか?
空気が乾燥していると喉も乾燥してしまうので、こまめに水を飲んで喉を潤わせること。あとはライブ前とかレコーディング前日は、鼻と口に吸入器でうるおわせることもしてます。
昔はかなり気にして、毎日加湿器たいて寝る前にマスクしたりしてたんですけど、「それがないと生きていけない!」ってぐらい依存して大変だったので、今はあまり過剰にならずにストレスなくナチュラルな生活ができるよう工夫しました。
ーシンガーソングライターのやりがいを教えてください。
やっぱり、作品が出来た時はすっごく嬉しいです。
曲作りって一人だけの物じゃなくて、チームの相性もあるし、mixって工程があって声や曲のバランスを調節する物があるんですけど、それのセンスやバランスなどで思い通りにならないこともあって大変で。でも、自分の思いを形にできた時瞬間は言葉に表せられない感情になりますね。そんな思い入れのある曲をたくさんの人に聴いてもらいたいです。
パリで撮影した新曲の誕生秘話とは?
ー今年、YouTubeに公開された新曲「Potato Chips」は、どんな形で生まれたのですか?
今年の1月にパリで撮影とレコーディングしたものがあの「Potato Chips」です。
パリに友達が何人かいたので、観光目的で計画を立てていたのですが「せっかくだったら曲作ろうよ!」ってなったんです。なので、日本からフランスへ1週間ぐらいの期間を設けて行って、レコーディングは帰国する2日前の予定だったんですが、トラックを作る人が音信不通になりなんとドタキャン!!
でもせっかくパリに来たからにはパリっぽい曲は作りたいし…ってことで急遽違うトラックメーカーさんを見つけてゼロの状態から曲作りが始まりました。
1日目にはすぐレコーディング。2日目にはビデオ撮影って感じで本当にバタバタ。今回の曲は、歌詞もトラックも作曲家の方が作ってくださって、私は歌う役回りでした。
曲は1日で作って頂いたものなので、勿論聞くのは初めて。レコーディングまでの短時間で完璧に覚えないといけないのが大変でしたね。あと2日目はビデオ撮影だったので、歌詞を見ることもできないのでしっかり頭に叩き込まないといけなくて、ビデオの場合はリップシンクでやるんですが間違えないように大変でした。(笑)
ー動画は、結構POPな感じでしたよね!今までのバラードっぽい曲とは違う感じで可愛かったです!
そうなんですよ。今回の【Potato Chips】は私っぽくないFunnyな感じで、新しいチャレンジでした!ポテチのお風呂に入ったり、ピンクのウイッグを被ったり。これもフランス人の方のアイディアなのですが斬新でしたね。
後、海外らしさの部分で言うと、ピニャータっていう子供たちが誕生日にくす玉を割ってお菓子が出てくるような文化があって、それを曲の中で再現したのも面白かったです。
ドタキャンで2日前にゼロからの曲作りはハラハラしましたが、ピンチはチャンスってことで結果無事にいいものが作れてよかったです。
これからはコロナで頻繁にライブも出来なさそうなので、曲作りをたくさんやっていきたいと思っています♫
シンガーソングライター/モデル/インフルエンサー
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YouTubeはこちら幼少の頃より、音楽、楽器好きな両親の影響でピアノを始める。現在は、“私の想い“を同世代や、ファッションに興味があるリスナーへと伝えるために、作詞・作曲もこなすシンガーソングライターとしてライブハウス、クラブ等、様々な場所でライブ活動。(過去50回以上の鍵盤弾き語りによる路上ライブも実施。)伸びのあるハイトーンボイス、絶対音感も持ち合わせている。
TOKYO GIRLS AUDITION 2015では2万人以上の応募の中から27人のセミファイナルまで残り、Instagramでの”恋ダンス”は 再生回数61000回突破。現在ラジオ Shibuya Crossfm エンタメジャック IN SHIBUYA レギュラーも努める。