起業家になった私を作った中学時代の挑戦

2019年8月2日 更新 LIFE・TRAVEL
起業家になった私を作った中学時代の挑戦
Hola!ニーニャです。

先日、ママ友からとても素敵な本を紹介してもらいました。
子供向けの本ですが、大人にも響く言葉がたくさん乗っていて、その中で一つ気になった言葉がありました。

そのことについて今回は体験談を交えてお話ししたいと思います。

難しい選択肢を、敢えて選ぶという方法

本は、小学生でも読みやすい内容でした。
その中で「難しい選択肢を、敢えて選んでみる」と書いてありました。

私はこの一文を見たときに、"私の人生は比較的、挑戦する選択肢を選ぶことが多かったな"と感じたのです。
正直、周りから「なんでそんなことするの?もっと普通にしていればいいのに」と言われたこともたくさんありました。でも、私は気になったことはどんな難しいことでも挑戦したいし、やりたいことはやりたいし、ダメだったらそれでいい。という考え方でした。

そして、結果今はそれで良かったと思うし、そうしてきたからこそ自分がここまで成長してきたんだなと思うことがたくさんあります。

ある日、突然疑問を感じた。

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最初の挑戦する選択肢の行動をしたのは、中学校の給食の時間のことです。

私は、いわゆるクラスのリーダー的存在ではありませんでしたが、催し物の際は仕切って行動するタイプ。文化祭や音楽祭では必ず実行委員になり、企画を組んだり大人数を仕切るのが好きでした。
また、自分の話す声で人の心を動かせると思ったのはこの頃。マイクを通して話すことに憧れ、放送委員になりました。


放送委員は、毎回4時間目の終了後すぐに放送室へ行き、給食が始まる前の放送準備をします。
給食は事前に友人に頼み放送室へ運び込んできてもらい、スタジオ隣の控え室に置いておきます。

最初は、スタジオで給食の始まる時間になるとアナウンスや決まっているセリフ、音楽を流します。スタジオから、学校で指定された音楽を流している間に控え室で給食を食べます。

3学年の担当がそれぞれ集まり食べるお昼の場は、正直会話はほとんどありません。
そんな中、学校セレクトのクラシック音楽だけが校内、そして隣のスタジオから流れています。

私は、なんでこんなに多くの若者が学校に通っているのに、給食で流れる音楽はクラシックなんだろう。もっと楽しく幸せな気持ちでご飯を食べたい!そう思い始めました。

自分の考えを、共有してみた。

まずはじめに、自分が思ったことを友達に話してみました。

「今給食で流れているクラシック音楽、いいと思う?」
「J-POPにしたら、みんなもっと楽しくない?」

この提案をすると、全員が大賛成。ですが、真面目な子達は

「J-POPわからないから、このままでいいよ」

なんていう声もありました。



次に、放送委員を担当する先生に掛け合ってみました。
すると、「過去にそんな事例はない。学校が何十年も続けてきたクラシック音楽の歴史を壊すな」と怒られました。これは、想定内。

続いて、担任の先生にも相談しましたが、放送委員の先生と同意見。これも納得です。



この時ぐらいから「決定権のある人へ、自分の意見を伝えて考え直してもらうにはどうすればいいのか」を考えるようになりました。


おそらく、先生方は私がふざけていると思ってるに違いない。「なんとなく言ってみよう」という感覚に捉えられていたのだと思いました。

そこで私は、クラス中の「J-POPを流して欲しい意見」の子達に署名を集めることにしました。
放送担当の日は、同じ放送委員に協力を求め、「クラスでJ-POPが良いか、クラシック音楽がいいか聞いてみてほしい。もしJ-POPに賛成だったら、票を集めて欲しい」ということを伝えました。



「J-POPわからないから…」と言っていた子も、流行りの曲を聞いてみたいという理由で賛成してくれ学校内の80%〜90%を超える署名を集めることが出来ました。
(すみません、ここは記憶が曖昧で、89%とかの数字だったような…)


署名集めをし、放送委員の先生に提出しました。先生はびっくり。
「自分の力じゃ決定が出せないから、校長先生に言ってみてごらん」と言われました。普段はあまり校内にいない先生なので(ボランティアに出かけることが多い、優しい先生でした)面談予約を取り付けてもらいました。


普段校長室に行くというと「悪いことをした時」という風潮のある中学生活。そんな中、自分の意見を伝えに行くという状況に戸惑いがありつつも凄くワクワクした気持ちで向かいました。

校長先生に直談判。(笑)

校長室に行ったのは、私を含め私が一緒に来て欲しいとお願いした放送委員の先輩と、後輩でした。
全ての学年から求められているということを、理解してもらいたかったからです。

・クラシック音楽に疑問を持ったこと
・みんな、放送を聞いていないこと(楽しんでいないこと)
・もっとみんなを笑顔にしたいこと
・友達の輪が広がるきっかけになること
・今の若者は、J-POP音楽を聞いているシェアがダントツに多いこと

自分が思っていることを、すべて校長先生に伝えました。
そして、署名を集めた冊子も渡しました。

校長先生は、とてもフレンドリーな笑顔で、
「こんなこと言いだした生徒は、今までいなかったよ。前向きに考えてみるね」
と言われました。

音楽が青春だった時代だからこそ

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先輩後輩と教室へ戻る間、とても気持ちがよく、今まで味わったことのないゾクゾク感を覚えました。
自分が行動したことで、何かが生まれるかもしれない。
そう思うと、嬉しくて仕方がなかったんです。

教室へ戻ると、この状況を知っていた友達からたくさん声をかけられました。
「どうだった?」「やっぱり無理?」「でもいけそうじゃない?」「J-POP流れたら嬉しい!」


私が中学生の頃は、音楽はCDでしか聞けません。
スマートフォンはなく、ガラケーですが、大人が持つ高級品。着メロの時代です。

レンタルショップでCDをレンタルし、MDに焼き増しをするか、自分でCDショップなどで音楽を買う時代。
CDプレイヤーや、MDプレイヤーからイヤホンをつなげて聞いたり、部屋のCD/MDコンポでスピーカーから音楽を楽しむ。
音楽という存在は、当時の私たちにとってとても輝いていたのです。




私は、音楽が好きでした。
小学生の頃、モー娘。に憧れ、オーディションを受けたことがあります。
(その記事はこちらからどうぞ↓)
それから、好きな音楽は片っ端から集め、MDに焼き、自分の好きな選曲でアルバムを作るのが趣味でした。
毎週音楽番組は欠かさずチェックし、新曲の情報を得るのも好きで、この情報をもっと別の場で活かしたい!とも思っていたのです。


一週間ほどして、校長先生から呼び出しがありました。
結論から言うと、結果は「OK」

学校には、クラシック音楽という歴史はあったけれど、時代に合わせていかなくてはいけないということを痛感している最中の私の訴えだったらしく、前向きに検討し校内の先生とも会議を重ねOKを出してくださいました。


帰り道、廊下をグルグル回りながら喜び、階段を飛ばして駆け下り、嬉しさのあまり教室に飛び込んだのを覚えています。

校内で一番最初に流したJ-POPは?

あれから、今も中学校ではJ-POPが流れているそう。
今の在校生たちが当たり前に聞いている音楽は、私が変えたんだと思うと、小さいことですが誇らしい気持ちになります。

J-POPが流れてからは、本当にたくさんの笑顔が見られました。
そして、音楽によってあまり社交的じゃなかった子たちとも打ち解けられるようになったと思います。

音楽をきっかけに、CDの貸し借りをしたり、MDをプレゼントしたり、好きなアーティストについて語ったり、新しい話題が生まれていく様子を見て、本当にやってよかったなって思ったのです。

ちなみに、一番最初にかけた音楽はBUMP OF CHICKENさんの「天体観測」でした。クラス中に歓声が響き渡ったのを記憶しています。

やりたい!と思ったことは、挑戦してみて欲しい

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難しい選択肢というのは、たくさんあると思います。
大人になると、よくあるのは転職でしょうか。
20代や30代になると、フリーランスに転職するという方もいます。

安定した道ではない、険しい道というのは、やはり懸念されがちです。どうせ能力を持った人しか出来ないんでしょう?そういう天性があるんでしょう?と否定的に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、みんな生まれた時は同じ状態です。

自ら気になることを追求して、考える子供として育ち、その成長過程を経て大人が出来上がってきます。

家庭環境も大事だとは思いますが、一番は自分の意見を自分が信じて、自分が行動するという強い意志があれば、誰にでも可能なことだと私は思うんです。


今まで、挑戦してみたいけど諦めていたことがあれば、是非チャレンジしてみてください。本当に自分を信じてあげれば、出来ないことは何もありません。

これが誰かの勇気になれば、嬉しいです。