4編に渡り、初恋エピソードを綴っています。
前回の記事はこちら。


◆受験日まであと2ヶ月に彼氏と初デート。そこで遭遇したのは…
晴れて人生初の彼氏ができて、この大事な時期に浮かれてる私達はデートに出かけることに。
こんな時期に遊んだりして不安一杯でしたが、1日くらいは息抜き・・・と思い、映画を観に行くことになりました。
福岡市内の某映画館に着いてチケット買って飲み物などを買ってると、遠くから4、5人くらいの子供を連れた人がこっちに近づいてきました。
○○「田畑さん・・・!S君!」と誰かに呼ばれました。
そこにいたのは、
私・S君「せ・・・・・先生・・・・・・・・・!」
私の記念すべき初彼氏との初デートでまさかの担任の先生に見つかりました。
先生「アンタたち、こんなところで遊びよる暇ないはずやろ!何しようとね?!」
二人「はい・・・・・・・えっと・・・・・・」(見たらわかるやろ・・・先生・・)
先生「え、付き合っとるって事?!田畑さんは特に勉強せなやろ!
あんたただでさえ間に合わんやろ!月曜日にあんた達、呼び出しやけんね!」と先生は言って私たちの前から立ち去りました。月曜日が憂鬱・・・。
◆土日があけて、月曜日の朝の朝礼の後に呼び出される

担任の先生の宣言通り、S君と二人で呼び出しされました。
この大事な時期に二人で受験失敗して将来に響いたらどうするんだと怒られました。
S君が受ける高校が福岡県1の公立高校でしたし万が一、彼が落ちたら・・・学校としても見逃すわけにはいかなかったのかもしれません。
初デートで大人に彼氏と先生に叱られるという残念な私の青春ですが、今では笑えるいい思い出です。
◆私立の受験日がやってきました
担任の先生に引き止められ、N学園を受けさせてもらえなかった私は、K女子特進科を受験。
公立S高校志望の他のみんなはN学園(60)・・・・・羨ましかったです。
そして結果。
滑り止めをまずは合格しました。
私立受験も終わり、公立の本命S高校の受験まであと1ヶ月。

◆公立入試まであと1ヶ月をきり、ラストスパート
2月頭くらい、塾や家でひたすら過去問を時間を計りながら解きまくりました。
S君とはたまに連絡は取り合って、その度に遊びに誘われたりもしてたけど、そのお誘いもしっかりめに断りました。(ちゃんと勉強してるのか・・・・?謎だ。)
彼はいい人だったけど、いつもふわふわしていて付き合えば付き合うほど謎でした。(笑)
そうこうしてる間に受験まであと一週間。
◆私の志望校判定
ところで私の志望校判定はと言いますと・・・・・
これまで過去問をたくさん解きましたが、A判定が出たのは、たった1回だけでした。
はい。普通に間に合ってません。奇跡が起きたら受かるかな程度。
足をひっぱっていたのは苦手教科、「社会」。興味がないことの暗記がとても苦手なんです。
(そんなこと言ってる場合じゃないけど本当に覚えられないポンコツな私の頭)
苦手意識が最後までぬけず、他の教科の勉強もしていて後回しにしていたため、今までやってなかったから間に合ってなかったのです。
社会で点数が取れたら受かる。手応えなければ落ちる。
それか社会を多少捨てて他の教科でカバーできるくらい取れれば行けるかも・・・・そんな感じでした。
ぎりぎりまで苦手を克服することを選び、私は社会の過去問の見直しをたくさんしました。
こんな不安な状態が続く中、第一志望の入試の日がやってきました。

後半、最終章はこちら。
