熱性痙攣(ねつせいけいれん)をおこした子どもたち〜三男編〜

2019年7月15日 更新 FAMILY
熱性痙攣(ねつせいけいれん)をおこした子どもたち〜三男編〜
男児3人のシングルマザー・ふじおか まいです。

子どもたちが幼い時、子どもたちは、それぞれ体調を崩すことが多かったため、頻繁に病院へ行っていました。救急外来にかかったりすることもしばしば。その中で、とてもびっくりした出来事の一つが、次男と三男が熱性痙攣をおこしたこと。


いきなり痙攣なんてびっくりしますよね?知っているといないとでは、対応の仕方も違うはず。特に小さいお子様をお持ちの方に是非読んでいただきたいお話しです。

三男編と次男編に分けて、まずは三男編から。

熱性痙攣とは...?

熱性痙攣とは、38度以上の急な発熱があり、痙攣を起こす病気のことです。発熱の際におこる痙攣が全て熱性痙攣とは限りません。熱の原因が髄膜炎(ずいまくえん)、脳炎(のうえん)など、中枢性疾患や代謝性疾患ではないときにおこるのが熱性痙攣で、一般的に6ヶ月から5.6歳くらいまでの子ども(主に乳幼児)におこりやすい病気だそうです。

熱性痙攣で、脳に異常が出ることは極めて稀だそうですが、熱が何日か続いて痙攣を起こす場合は、熱性痙攣ではないかもしれないので、とても注意が必要だそう。

熱性痙攣をおこしたことがある子どもは、12、13人に1人くらいいるといわれていて、約半数から半数以上が再発しないそうですが、再発した場合も、小学校低学年くらいまでに熱性痙攣をおこさなくなることが多いそうです。

熱性痙攣の情報がかいてありますので、こちらもご参考にしてください。

前兆はあるの?

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前兆はないといわれているようですが、やはり熱性のものなので乳幼児で38度以上の急な発熱があるときなどは、注意してみていた方がいいような気がします。

うちの三男の場合は、二歳手前の頃に熱性痙攣がおこりました。その日は全く元気で昼間は熱もなく普段通りに過ごしていましたが、夜就寝してから何故だか、ぴくっぴくっと手が小刻みに動いていました。

いつもと違う気がしたので、少し気にかかりました...。

急な発熱が...。

それまでは全く何事もなくいつもと変わらなかったはずなのに、急に熱が出始めました。さらに気になり、その日は寝ないでしっかりと三男の様子をみていようと看病をしました。

三男のおでこには、冷やしたタオルを。温かくなったらまた冷やして。それから寝る場所を広い場所に移動して、すぐに様子が確認できるように少しだけ灯りをつけて見守っていました。38度以上の高熱がでていましたが、ちゃんと寝られていたので、少し安心しました。



三男の様子をみながら、気になったことを調べることにしました。

スマホで「発熱 ぴくぴく」と検索。そうしたら熱性痙攣などの情報が!
熱性痙攣がどんなものか、一通り目を通してからなんとも言えない気持ちで一度キッチンへ。おでこに乗せていたタオルを冷やす氷水を入れ替えに行ったのです。


そしてすぐにまた三男のところへ...。
すると!目を離したのは一瞬のはずでした。
ですが、三男の様子がおかしいのです!痙攣をおこしていたのです!わたしは慌てて駆け寄りました。


「さっきスマホで検索した時にみた熱性痙攣ってやつだ、これ。怖い!どうしよう?『どうしよう、どうしよう...。』」

三男は、白目を剥き、口を開け、両手両足をピーンと突っ張って、ガクガクと全身が痙攣をおこしていました。意識もありませんでした...。

熱性痙攣をおこしたときは、落ち着いて様子を見ることが大切

スマホで検索した時に書いてあった対処法に、痙攣している間は触ったりせずに、どのくらいの時間、どのような痙攣をおこしているか、落ちついてみてくださいと書いてあったのを思い出しました。

...しかし、わたしは、落ち着くことができず、思わず我が子を抱き上げて、「むーちゃん!むーちゃん!」と、涙ながらにずっと話しかけていました。揺さぶったりするのもやめたほうがいいと書かれていましたが、意識がなくなり、見たこともない動きをする身体が硬くなった三男を前に、わたしはものすごく辛く、パニック状態に陥っていました...。

しかしながら、しばらく様子をみないといけないことを思い出し、自分に落ち着けと言い聞かせながら、一旦三男を寝かせました。心配しながらみていましたが、しばらくすると、痙攣が治り、硬くなった身体がすっと元通りに。意識も無事に戻ったのです...。

こんなときは要注意!

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熱性痙攣をおこした時に注意することは、口の中にものを噛ませたりしないこと。(舌を噛まないか心配になるので、阻止するために、ものを噛ませた方がいいように思うことがあるようですが、呼吸をできなくする可能性があるので危険です。)

吐く場合は、吐物が喉に詰まったりしないように、できれば体を横にしてあげる。痙攣が、左右対称の動きをしていない場合や、数分で治らない場合、痙攣が治ってからも意思疎通ができなかったり、視線が合わなかったり、ぼーっとしたりする場合は、すぐに病院へ。

その他、気になることがあったら絶対に病院に行った方がいいと思います。わたしは、不安でしたので、夜間でしたが救急外来へ行くことにしました。

病院での処置

病院の診察では、三男が意思疎通ができるかなどを診ているようでした。医師に「痙攣は初めてですか?」と聞かれ、「はい。」と答えました。

医師は「どうしようかな...。」とずっと悩んでいました。そして、痙攣止めの座薬を使うということに。


座薬を使ったあと、しばらくたってから三男を立たせて様子をみる医師。副作用で足元がフラフラしていた三男。支えられないと立っていられない状態でしたが、そのまま病院で様子をみて何事もなかったので、三男を連れて帰っていいということに。帰りの車の中では、ずっと「怖い、怖い」と繰り返す三男。きっとこれも副作用...。薬の副作用を調べたときに書いてありました。可哀想だな、まだしっかり見てないと怖いな。と思いながら家に到着。

しばらくしてから三男は、ぐっすりと眠りました...。

熱性痙攣をおこした翌日

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三男は、スッキリと目覚めました。前日に起こったことなど無かったかのように。

わたしは、とても安心したのを覚えています。しかし油断は禁物。
きっと大丈夫だろうと思いつつも、しばらく何日かは気を張って三男を観察しました。


三男が二歳手前の頃のお話です。今でも思い出すと怖くなりますが、これ以降、三男は熱成痙攣をおこすことなく、元気で過ごしています。

三男は、現在八歳。



次回は、同様に熱性痙攣を起こした次男のお話を綴ります。