シンママの貴女に伝えたい。ママがシングルマザーになった

2019年10月16日 更新 FAMILY
シンママの貴女に伝えたい。ママがシングルマザーになった
今回は、BLANCAの記事でもよく見かけるシングルマザーについて書きたいと思います。

旦那のいる私がなぜシングルマザーについて書こうと思ったのか。
それは、私が《 シングルマザー育ち 》だから。

どの家庭よりも幸せな家族。仲良しな家族。そう感じさせて育ててくれた母から学んだ、幸せなシングルマザー家族であった理由を皆さんにお話ししたいと思います。

ママがシングルマザーになった。最後の決断は私の言葉。

ママがシングルマザーになったのは、私が小学5年生、妹が幼稚園児の冬でした。

専業主婦で、会社経営者だったパパの秘書的な事をしていたママ。
正しくはあえて籍を入れていない事実婚のパパとママだったのですが、私が産まれる前からずっと一緒で、産まれてからもずっと一緒だったので、一般家庭と何も変わらぬ環境でした。

離れた理由はあえて深くママには聞かなかったけど、ママが家をでて私たちを連れ、実家に帰るとパパに言った時、パパは「えみだけは置いていけ!」と言ったのを今も覚えています。
私は未だにファザコンなほど、パパに愛をたくさん与えてもらったので、この言葉が頭に焼き付いています。
でも、子供ながらに咄嗟に私の口からでたのは、「パパにはたくさんの人が周りにいるでしょ?!ママには私たちしかいないの!」

この言葉がママパパの決断に大きく関わった瞬間でした。

お嬢様育ちから、女3人のシングルマザー生活へ。

運転手さんが自分につくほどのお嬢様暮らしをしていた私。
ママは私が支えると決意したのに、環境の変化は大きく、戸惑いました。


まずはおじいちゃんおばあちゃんの家に住む事になり、大人3人子供2人で、3DKの生活。当たり前だった自分の部屋がない。
夕食はホテルのレストランなどだったのが、おばあちゃんの作る野菜中心の和食。
学校帰りに遊ぶ場所は、ディズニーや銀座から、近所の公園に。
全てが180度変化しました。

名古屋に移り住んで2年後には、私に部屋が必要だからと新しく家を借り、女3人暮らしが始まりました。
ママは女の意地だったのか、これから先自分で私たちをしっかり育てられるようにだからだったのか、パパから金銭的援助はあまり受けず、昼夜働いてくれていました。

あの頃の私は、一歩間違えれば、俗に言うグレていたかもしれない。そんな私がグレることなく、いつだって幸せだったのは、ママの強さのおかげでした。

私が幸せなシングルマザー家族と思えたのは。

Adult Mother Daughter - Free photo on Pixabay (5087)

当たり前が当たり前じゃなくなって、大好きなママといる時間が減って、妹の面倒は自分が見なきゃいけない。それでも変わらずに幸せだと感じれたのは、ママが引け目を見せなかったから。


「パパがいないから」
「片親だから」
「金銭的に一人で育てている実態があるから」

そんな姿を一ミリも見せず、感じさせなかったからでした。

子供はママの感情に敏感です。だからこそ、きっと私たちには言わず抱えて悩んでいた事もあっただろうけど、引け目を見せないことで、私たちも笑顔が絶えなかったし、頑張っているママを誇りに思えるようになっていました。

シングルマザーはパパがいない家族じゃない!

シングルマザー=パパのいない家族ではない。
パパでもママでもなく、親という存在と子供という存在。

今の時代でこそ、主夫になる男性がいたり、育児分担だったり、格差婚だったりあるけど、あの頃は女は家庭男は仕事。
けれどママは本当に強く素晴らしい女性で、外に出ればパパのごとく仕事をこなし、家では愛の溢れたママでした。


だから「パパがいない家なんだ…」等、パパがいないからどうこうってのは、ありませんでした。

この固定概念をなくし、いわば一人二役。そして引け目を見せないことで、私たち子供も引け目やグレてしまうような寂しさを感じなかったんです。

大切なのは、考え方。

Summer Mother Daughter - Free photo on Pixabay (5089)

「親が片方しかいない。」
「金銭的に普通の家庭より大変。」
「子供だけの時間もある。」

たくさんシングルマザーゆえの避けられない実態はあります。でもそれは、前と比べたり周りと比べるから気になってしまうこと。


よそはよそ、うちはうち。
誰かや過去と比べて引け目に感じるのではなく、今ある環境を直視して受け入れることで、人は強くなれる。

だから私たち女3人家族は、幸せだったんです。
今シングルマザーな人、悩んでいる人にシングルマザー育ちだからこそ伝えたい。
あなた達がいてくれて、心が寄り添っていれば、子供は充分に幸せです。
前を向いて、自身をもって、子育てしてあげてください。


この記事が、少しでも誰かの勇気や元気になったらいいな!