たった2秒でも「静かに溺れる」本能的溺水反応を意識する

2019年7月29日 更新 FAMILY
たった2秒でも「静かに溺れる」本能的溺水反応を意識する
Hola!ニーニャです。

先日、ニュースに取り上げられていた「本能的溺水反応」について私の体験談を交えてお話ししようと思います。

溺水事故って?

 (3657)

現在2019年7月、梅雨が明けようとしているところ。まさにプールや海、川遊びの時期到来ですね。
子供がいる身として、このシーズン一番怖いのは溺水です。


消費者庁によるデータでは、下記の情報が発表されています。
溺水事故について

事故発生場所は、野外(自然の水域:海、川、池等)での事故が最も多く、次いで浴槽内である
事故の発生時期は、野外が夏期に圧倒的に多く発生し、浴槽内は、年間平均的に発生している。
事故の年齢別では、0歳〜1歳は浴槽内、より活動的になる5歳以上で屋外、最も多く発生。

※子供は14歳以下とする

と記録されています。

静かに事故に合ってしまう

溺水の事故で、最も自宅の浴槽で事故が多い年齢は、0歳〜5歳。
1歳の子供をお風呂場で一人きりにするって機会はほとんどありませんよね?ですが、お風呂場が開いていて、浴槽を覗き込んでそのまま転落し、騒ぐ音も聞こえず溺死してしまったケースがあるそうです。


きっと、この事故は未然に防げたこと。そう思うといたたまれない気持ちになります。

「どうして目を離してしまったんだろう?」「なぜ浴槽が開いていたの?」「なぜ水を張りっぱなしにしていたの?」ただニュースを耳にするだけだと、色々疑問に思うことは正直あります。

ですが日常生活において、料理、家事・洗濯・掃除をしながら子供を見続けるのは容易なことではありません。

同じ母親だからこそ、痛感します。



なので保護者として、子供を守る立場として、当たり前に気をつけなければいけないことを厳選し私なりにまとめてみました。

最低限気をつけること

・子供を一人にしない
・自分がどんなことをしていても、必ず視界に入る環境に置く

この2つだけで十分です。


前途で挙げた浴槽への事故を考慮すると、上記の2点は守らなければいけない前提ですが、予防策として以下の2点があります。

・浴槽のドアは必ず閉めておく
・残り湯は必ず捨てる

この辺りも家族で徹底したいですね。


そんな注意している日常で、実際に私が子供から目を離した、たった2秒の衝撃的だったお話しをします。

ワンオペ育児中、たった2秒で静かに溺れた息子

1歳の息子と、一緒に入浴中の出来事

 (3658)

三男が生まれてすぐの頃は、赤ちゃんの沐浴は私が担当。
たまに旦那さんが早く帰宅した日は、手伝ってもらっていました。


三男が捕まり立ちが出来るようになると、一緒に湯船に入ることも可能になり、お風呂の楽しさが広がります。

私が洗う際は、一緒に洗い場に出て、アメリカ製の大きく浅いシリコンバケツへ水を張らずにおもちゃを渡し、座らせていました。


この日もシリコンバケツに座らせていたのですが、立つのが楽しい時期に突入し、座るのを嫌がるように。寒い時期で真冬だったので、大きな湯船の水を抜きながら三男をお風呂の淵に捕まらせて立たせていました。(この頃はすでに一人で立っちが出来た1歳位です)


洗う際も目を離さず、ずーっと顔を見ながら一緒におしゃべりして洗っていて、髪を流すときも頭を真横に倒して顔に水がかからないようにし、三男を見張り続けます。
長い時間目を瞑る洗顔は避け、軽く2秒ほど目をつぶってわしゃわしゃと顔を流した時のことです。

さっきまで、お風呂の淵にいた息子がいません。


急いで湯船を見ると、水量がわずか30cm程度の中で、三男が水の中で目をまん丸にあけて、固まっていたのです。

私はとっさに息子を拾いあげて抱きしめました。



ごめんね。ママが2秒も目をつぶってしまった。ごめんね。




長くとも3秒、短くても1秒程水の中にいたと思われる三男は、水からすくいあげたところで動揺もせず、本人も溺れたことに気がついていない様子でした。

まさにこれが「本能的溺水反応」です。

常に細心の注意を払う

不思議なことに、滑った音は何も聞こえず、もちろん急に起きたことなので本人も声をあげることもありませんでした。


この「静かに溺れる」ことを「本能的溺水反応」と言います。
 (3655)


本人も、何が起こっているのかわからず、目を開いたまま水中で静止しているのです。


この反応は、子供に限らず大人でもあり得ることで、高齢者になるにつれ事故が増えていく数値の結果も発表されていました。

プールでも、遊んでると思いきや実は溺れているということもあるそうなので、どの家庭も子供には目を離さずにいてほしいと思います。



私はそのお風呂場での出来事以降、2秒以上目を離すこともやめ、どんな状態でも浴槽の中では体を支えるようにしていました。
また、水深10cmもあれば溺れてしまうそうです。


現在は、たまに一緒に入浴中浴槽の中で立たせ、どこに立つと不安定になるのか?浴槽の構造上、どこが滑りやすいのか?を把握するようにして、注意を続けています。
三男が1歳4ヶ月になった今も、私は一緒に入る時は洗顔はしませんし、目を瞑ること、目を離すことは一切しません。

小学生の子供への配慮は?

 (3656)

我が家の長男と次男は二人でお風呂に入れます。現在小学5年生と小学2年生です。

基本的には、湯船に入る際は二人で入るように伝えています。理由は、何かあった時にどちらかが助けられるし、どちらかが報告しにこれるからです。
実際に、喧嘩した時は必ずどちらかが私に報告しにきます。(笑)


一人一人で入る時は、シャワーだけのことが多く、一人で湯船につかるほどはほとんどありません。

今回、14歳以下の溺水のデータを見て、自宅での事故は格段に下がるものの、屋外での溺水は9歳〜14歳の子も多く、さらに15歳〜29歳も多かったのです。
アクティブな活動をするようになり「まさか自分が溺れるわけがない」と信じきっている時に起きてしまう事故が絶えないのだと思いました。

これから海や川などに行く際は、子供達に言い聞かせ、親がすぐ助けに行ける場所で常に見張り続けていようと、改めて気持ちを入れ替えました。

正しい知識を持って、事故を未然に防ぐ

きっと子育てをしていなかったら《溺れるというのは暴れながら溺れるものなんだ》という、間違った解釈をしてしまっていたと思います。

そして、子供に限らず大人であっても「溺れるときは静かに溺れる」ということを頭に叩き込みたいと思います。



今年の夏は、悲しい溺水のニュースが減りますように。

出来るだけたくさんの人に「静かに溺れる」ことを知ってほしいので、是非下記のリンクボタンからでも、URLのコピーからでも、拡散をお願いします。