長男の高校受験。〜前編〜

2019年5月14日 更新 FAMILY
長男の高校受験。〜前編〜
私は、男児3人のシングルマザーです。2019年春。子供たちは、高校入学・小学5年生・小学3年生になった年です。今回は長男高校受験の時のお話(前編)どうしようもなく悲しい時のお話です。その時に手を差し伸べてくれたのは、大切な友人。

高校受験をするにあたって

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2016年春。長男が中学校入学の年。中学校の先生方やママ友達との間で、最近は中学校1年生から高校受験の勉強をはじめても遅いくらいと、よく聞いていました。なので周りの同級生たちは塾に通い勉強している子がたくさんいました。まだ中学校に入学したばかりでピンとこない私たち親子。幸いなことに勉強は問題ないとのことで、塾には行かず学校の授業だけで過ごしていました。それでも充分間に合っていたので、安心しているくらいでした。

2017年。長男が中学2先生の年です。翌年に高校受験を控えた大切な時。ちょうどみんなが高校受験について真剣に考えはじめる年。すでに中学1年生の時から塾に通っている子が多いなか、まだ長男は塾に通わず授業のみで勉強をしていました。

勉強は全く問題なかったのですが、このころ思春期真っ只中。そして私は仕事で忙しく、あまり親子のコミュニケーションをとれない日もありました。そうこうしているうちに月日はたち、長男に徐々に異変を感じはじめたのです。順調だったはずの長男の成績は次第に落ちていき、勉強することはおろか、学校生活に対する気力も無くなっている様子。どうしてそうなったのか問いかける私に何故だかわからないと答える長男。思春期のために複雑な感情をもつ長男が、毎日何を考えているのか?私は全くわからなくなってしまったのです。このままじゃ高校に行けなくなってしまうかもしれないというくらいの大事態だと感じました。高校受験を受け、合格するために、親として私はどうすればいいんだろう?

わかってもらいたくて涙が溢れる

家でもあまり勉強する様子はなく、ダラダラ過ごす長男。長男は、これまでの人生のなかでは1番頑張らないといけない時期なのですが、わかっているのかいないのか?とてもじゃないですが頑張っているようには見えなくて。毎日同じようなことを言い合い、言いたくないことを言って傷つけてしまう自分も情けなく、どうしてわかってくれないのか?先が見えなくなり、とても悲しい気持ちになり、かげで涙を流す日々が続いていました。

どう伝えればわかってもらえるの?

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不安だけが募りました。優しく伝えてもだめ。強く声を荒げてもだめ。何も口出しせず、様子を見てもだめ。たまに、勉強も学校生活も頑張り始めたかな?と思うと、また頑張れなくなったり。とにかく、これの繰り返しでした。 そして長男は体調が優れなかったことも多かったです。

このころの私は、どう伝えたらこの大切な時期を理解し、頑張って乗り越えてくれるんだろう?私はこの子のために何をしてあげられるんだろう?と、いつも考えていました。もどかしいまま過ごしていました。そんな時、同じように高校受験に悩む友人とよく話をしました。みんな、悩んでいました。私だけじゃない、みんな悩んでいるんだと思うと、やはり諦めずに一緒にやりきらないと!自分だけが苦しいんじゃない!子供も親もみんな大変なんだ!という思いに駆られたのです。

思っている以上に

親の協力が必要なことを身をもって知りました。それからは出来るだけ時間をあけて使える時間は長男に充てるようになっていきました。側にいる時間を増やし、生活習慣を改善するために夜は出来るだけ早めに寝かせるように。スマホは見過ぎないように。朝はきちんと起きれるように。当たり前のことですが、とても重要です。

そうこうしているうちに、長男もだんだん安定していきました。少しずつやる気になっていくのが見てわかるようになってきました。思春期という難しい年頃の中学生。高校受験はとても不安だと思います。親も子も、みんな頑張って戦っているのです。伝えたいことは、ちゃんと言い続けることが必要です。言い続け、話をすることをとにかく続けました。そうこうしているうちに、あっという間に中学2年生の終わり。少し前向きになれることが。

頑張りたいと

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長男から塾に行きたいと希望がありました。頑張りたいとのことでした。塾にはあまり行きたくないと言っていた長男が自分から行きたいと言ってきたのです。私はすぐに塾を探しはじめました。何ヶ所か面接に行きましたが、昔からの友人が、とても良い塾を教えてくれました。彼女はいつも心配してくれ、手を差し伸べてくれます。本当にいつも感謝しています。そして、この塾に入ることになりましたが、今思えば、この塾に通えて本当に良かったです。とても良心的なこの塾は、長男の心の支えにもなりました。とても素晴らしい居場所となってくれたのです。

それからの私は、学校や塾の先生方と連絡を取り合い、長男の様子を見ました。ずっと家にいてあげたいけど、それは出来ない分、私の出来る限りを特に長男と過ごそうと思いました。話を聞いたりスキンシップをとったり、たまにはお出かけして、ぱあっと遊んだり。勉強だけではストレスも溜まるので、本人もうまく友人と遊んでバランスを取っていました。

そして順調に勉強に励む中学3年生。あっという間に夏になり、高校見学会や受験に向けての三者面談などがはじまっていったのです。

高校受験は親と子の共同作業

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私の時代は自分たちで高校を選んでいたのですが、今の時代の高校選びは、通常、保護者と一緒にするものだということで、わたしも高校選びから一緒にはじめました。中学2年生の秋くらいから選びはじめ、長男の希望を聞きながら、それに見合った高校をいくつも調べ、中学3年生の夏休み前には見学に行きたい高校を決めました。

中学3年生の夏休み前に行われた三者面談。見学したい高校の希望を先生に伝え、夏休みにはいってからは、長男と一緒に高校の見学に行きました。まさに高校受験は、親子一心同体だなと。とても大変で大切なことなんだなと改めて感じました。もうこの時期になると、高校受験に向けての勉強や学校生活など、長男は前を向いて一生懸命頑張っていました。

安心できた

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何かあると友人に相談などしていましたが、いつも助けてもらうたびに心が救われるような思いでした。アドバイスを参考にし、困ったことがあれば助け合いました。長男にとっても、私にとっても、高校受験というのは、人生の節目となる出来事。友人に支えられたからこそ頑張れたのだと思います。悩み、苦しみ、どうしようもなく悲しい思いをした時期でした。子供たちも私も、友人にいつも助けられています。友人は光のような存在で、道を照らしてくれるのです。